宿泊・ゴルフプレー中の万一に、すばやく対応
全国のホテル・ゴルフ場に
AED(自動体外式除細動器)を配備
心肺蘇生法認定者も全施設に配置中
◎施設内外での事故や病気による心肺停止など、一刻を争う緊急事態に対応
◎ゴルフ場では顧客の高齢化や猛暑による熱射病などへの対策も不可欠に
◎7月までに当社グループのホテル・ゴルフ場、全50ヵ所にAEDを導入
◎従業員の救急技術を向上、9月中に全施設に心肺蘇生法認定者を配置予定
◎今後も各地で継続的に心肺蘇生法講習を実施、認定者の更なる増員を推進 |
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リゾートの再生事業・活性化事業を展開するリゾートソリューション株式会社(東京都新宿区、平田秀明社長)では、7月までに同社グループが運営を手掛ける全国50ヵ所のホテル・ゴルフ場に、心肺蘇生の応急措置機器であるAED(Automated
External Defibrillator=自動体外式除細動器)を設置。また9月中に、全ての施設への心肺蘇生法認定者(従業員)の配置を完了する予定です。これは、ホテルやゴルフ場におけるお客様の安全確保の一環として当社グループが昨年秋から推進してきたもので、宿泊中やゴルフプレー中の事故や病気などによる心肺停止などの緊急事態にも、現場のスタッフが適切な応急処置を施せる体制を確立したものです。お子様からお年寄りまで様々なお客様が集うホテルやリゾート、またゴルフ場では、これから顧客の高齢化や猛暑による熱射病などへの対策がますます必要不可欠となってきます。いつでも安心してご宿泊いただき、安心してゴルフプレーを楽しんでいただくために、当社では今後とも、従業員の救急処置技術の向上と併せ、心肺蘇生法認定者の更なる増員を図ってまいります。
国内で非常に多い心臓突然死、その中で特に多いのが心室細動(心臓の痙攣)によるもので、早期の除細動(痙攣を止めること)が救命の鍵となります。AEDは、事故や病気で突然心臓が止まった人に電気ショック(電気的除細動)を与え、拍動を取り戻す救命装置のこと。従来は医師や救急救命士しか使用できませんでしたが、現在は誰でも利用でき、駅や空港など公共施設を中心に普及が進んでいます。操作方法を知らなくても、音声ガイドに従うだけで、コンピュータが自動的に心電図を判読、必要な場合のみ電気ショックによる除細動を指示します。救急車が到着するまでの間に、人工呼吸や心臓マッサージとAEDを交互に行えば、救命の可能性は飛躍的に高まると言われています。当社グループが導入したAED(日本光電製AED-9200)は、(1)フタを開けると自動電源がON
(2)電極を胸につける(3)エネルギー充電完了後ボタンを押すだけという3ステップの装置で、「日本版救急蘇生ガイドライン」に対応した手順での救命処置(従来は除細動3回、循環のサイン・脈拍の確認後1分間の心肺蘇生→導入機は除細動1回、確認せずに直ちに2分間の心肺蘇生※除細動適応の心電図が継続している場合)ができるようになっています。
リゾートソリューショングループでは、8月27日現在、全国に27ヵ所のホテルと23ヵ所(27コース)のゴルフ場を運営していますが、9月までに全施設へのAEDの設置に続き、心肺蘇生法認定者の配置を行い、新規に運営するホテル・ゴルフ場についても同様の体制を整えていく予定です。さらに各施設では、随時、地元の消防署の方を招いて、応急手当やダミー人形を用いた人工呼吸・心臓マッサージなどの訓練を含むAED救命処置講習を実施、心肺蘇生法認定者の人数を更に増やしていくとともに、全従業員の総合的な救急処置技術の向上を目指してまいります。
■当社ホテルAED設置例(ホテル330グランデ倉敷/岡山県)
■当社ゴルフ場AED設置例(北武蔵カントリークラブ/埼玉県)
■消防署員を招いて心肺蘇生法講習会を実施(プリシアリゾートヨロン/鹿児島県)
■リゾートソリューション 企業理念・コーポレートスローガン
【会社概要】
●主な事業:ホテル運営事業、ゴルフ場運営事業、福利厚生代行事業、リゾート会員権事業など
●運営施設:ゴルフ場23ヵ所27コース、ホテル27ヵ所ほか(H19.8現在)
●東京証券取引所:一部上場
●主要株主:三井不動産株式会社(40%)、コナミ株式会社(20%)
http://www.resort-solution.co.jp/
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