ホテル、保養所につづき、
「旅館」の支援ビジネス・再生ビジネスを開始へ
第一弾は諏訪湖畔にある皇室ゆかりの旅館「かたくら諏訪湖ホテル」と業務提携

　ホテル・ゴルフ・保養所・福利厚生などリゾート事業のソリューションビジネスを展開しているリゾートソリューション株式会社（本社・新宿区、平田秀明社長）では、このほど長野県諏訪市の諏訪湖畔にある老舗旅館『かたくら諏訪湖ホテル』と業務提携、同旅館の運営支援を3月1日より行うことになりました。今後リゾートソリューションでは、今回の業務提携を第一弾として、ホテルや保養所につづくソリューションビジネスとして「旅館」分野にも本格的に取り組んでまいります。
　ちなみに現在、リゾートソリューションが運営しているホテルは全国に29ヵ所（1,564室）、うち保養所の運営受託は16ヵ所となっています。

　『かたくら諏訪湖ホテル』は、明治6年に製糸業を興し、昭和初期にシルクエンペラーと称された片倉財閥により建てられ、これまで昭和天皇・今上天皇両陛下をはじめとする皇族をお迎えした特別仕立てのスイートルーム「菊の間」を擁するなど、伝統と格調に彩られた“皇室ゆかりの旅館”。ＪＲ中央線「上諏訪駅」から徒歩8分、諏訪湖のほとりに建ち、すべての客室から湖と雄大な北アルプスを眺望できるという上諏訪温泉随一のロケーションを誇っています。

　純和風の客室は60室、300名収容。自慢の温泉は自家源泉で、2種類の温泉が楽しめます。野趣あふれる岩の露天風呂には敷地内から湧き出す亜麻色で硫黄の香りのとろりとした感触の源泉が溢れ、また敷地内に隣接する片倉館の千人風呂では無色透明のさらりとしたアルカリ性単純泉が楽しめます。この片倉館は昭和3年に完成したロマン漂う洋風建築。もともとは製糸工場従業員の福利厚生施設、地域住民の文化福祉施設として建てられたもので、現在は諏訪市文化財指定となっています。千人風呂は大理石造りの浴槽で、100人が一度に入浴できるほどの広さをもち、深さ1.1ｍの底には玉砂利が敷き詰められたユニークな大浴場です。