ゴルフとウォーキングを同時に楽しむ「ゴルフDEウォーク」が盛況
“歩くスポーツ”としてゴルフを再認識
楽しみながら体力づくりに励めると、歩くゴルフが中高年らに人気
ゴルフが歩くスポーツとして再認識され、中高年の健康増進に一役買っている―。ゴルフ場やホテル・旅館等の運営を通してリゾートの再生・活性化を推進するリゾートソリューション株式会社(略称:リソル、東京都新宿区、平田秀明社長)が、昨年5月10日から10月29日までの平日、全国のリソルグループゴルフ場のうち19コースで開催した合同イベント「ゴルフDEウォーク」の参加状況から、そんな傾向が明らかになりました。
ゴルフDEウォークは、“いつまでも健康にゴルフを続けるために”というコンセプトのもと、ゴルフとウォーキングを結びつけたユニークなイベント。期間中にラウンドした際の合計歩数を争い、上位者に健康グッズやゴルフ用品等の豪華賞品を進呈する参加費無料の企画で、先ごろ盛況のうちに幕を閉じました。
今回のイベントで最も歩いた方は静岡県在住の70代男性で、歩数合計は1,426,659歩。1ラウンドあたりの平均歩数はおよそ13,000歩に上ることが分かりました。全体としては、17位までの方が週一ペースでのラウンドに相当する30万歩の大台を突破したほか、ベスト30の中に女性が8名入るなど女性ゴルファーの健闘も目立ちました。
厚生労働省発表の「平成21年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、成人の1日あたりの平均歩数は男性が7,214歩・女性が6,352歩。このデータと比較しても、5時間前後のプレー時間で13,000歩を稼ぐゴルフが、いかに歩くスポーツであるかを知ることができます。
また、急激な運動を伴わないゴルフは、プレーを楽しみながらゆっくり自分のペースで行うことのできるスポーツ。そうしたゴルフ特有のスタイルも中高年の健康志向に合致したと言えます。今回のイベントにはシニアゴルファーを中心に4,337名が参加、延べのラウンド数は6,326ラウンドを数えました。
健康志向がますます高まりを見せる中、ジョギングやウォーキングがブームですが、ゴルフでは近年、電動カートの普及などにより歩くという要素が軽減されるようになったのも事実。歩くことの効用が広く知られるようになった昨今、一連の健康ブームを背景に、中高年らの間ではゴルフが歩くスポーツとして見直されつつあると言えそうです。
※「ゴルフDEウォーク」の詳細はこちらをご覧ください。http://www.resol-golf.jp/