これまでさまざまな部署を経験してきましたが、共通して「人と緑をつなぐ仕事」に携わってきました。入社して最初の配属先は、リソルの森の緑苑部。私にとって、まさに関心のある分野の部署でした。ホテルエントランスに緑をレイアウトしたり、ゴルフ場のエントランスの花壇をきれいにしたりと、植栽管理を一手に担わせていただきました。もちろん、上司や先輩にアドバイスをもらいながらですが、もともと2ヵ所だった花壇を15ヵ所に増やしました。近隣にお住まいの方から、「この花、なんていうの？うちにも植えたいわ」「キレイな花が増えて嬉しい。ありがとう」といったお声をいただき、とてもうれしかったことを覚えています。
入社7年目には、リソルの森のある長柄町と千葉大学と共同で街づくりを進めることになり、その一環として新たにグランピング施設を立ち上げることに。テントやログハウス約40棟からなる施設に、どのようにウッドデッキを敷設するか、動線の機能性や自然との調和を考えながらプランニングするのがとても楽しかったです。また、本格的なハーブガーデンをつくり、お客様が香りを楽しみ、ハーブティーを味わえる企画を実行できたことも得難い経験になりました。
その後、産休・育休をはさんでゴルフ運営の本部へ。現在、リソルカード会員向けイベントの企画運営、各種資料の取りまとめ、新規加入ゴルフ場の開業準備などを担当しています。緑にふれる場面は減りましたが、引き続きゴルフ場の運営という立場で「人と緑をつなぐ仕事」に携わっています。

中高生のときから理科や生物の授業が好きだったので、大学では花や樹木について学び、そのなかでも里山の植生を研究しました。そのかたわらで環境系のNPOにも所属し、児童向けに環境教育にも取り組みました。その講義を通して、子どもたちを笑顔にできた瞬間が忘れられず、将来は「人と緑をつなぐ仕事」がしたいと考えるようになりました。とはいえ、この夢を実現するのは簡単ではありません。例えば、造園業なら植物と、サービス業なら人と深く関われます。でも、私はそのどちらかだけではなく、両方と関わり、架け橋になりたかった。そんな会社はどこを探してもなかなか見つかりませんでした。
リソルグループと出会ったのは、半ばあきらめかけていた頃でした。面接を受ける中で知ったリソルの森は、まさに私のやりたいことを実現できる場所。とても驚きました。そのことを熱く語ったところ、人事の方は親身になって耳を傾けてくれて、強く望めば配属される可能性が高いことも教えてくれました。最終的に内定をいただき、迷わず入社を決意しました。